資料請求
契約審査・締結後の管理を一つの画面で 「見つからない」が存在しない契約書管理体制を実現

契約審査・締結後の管理を一つの画面で 「見つからない」が存在しない契約書管理体制を実現

LegalOn 食料品

株式会社サンクゼール

コーポレート本部 経営サポート部 総務法務労務課 係長 矢澤浩之 様 コーポレート本部 経営サポート部 総務法務労務課 主任 山口恵子 様 コーポレート本部 経営サポート部 総務法務労務課 伊東志保 様 コーポレート本部 経営サポート部 総務法務労務課 名古貴文 様

POINT
  • 法務課題:国内外での事業拡大に伴う契約審査件数(月約30件)と英文契約の増加、複数ツール併用による管理の煩雑化。
  • 導入経緯:契約審査から契約書管理までを単一プラットフォームで完結させる目的で、既存ツールからLegalOnへ切替。操作性と信頼性を重視した判断。
  • 導入効果:契約審査・締結後管理の一元化による業務効率化。英文契約書の確認時間が体感で半分以上短縮し、生産性が向上。
  • 活用事例:立場別ひな形と解説付きテンプレートによるレビュー品質向上、比較機能やAI翻訳の活用、検索性の高いコントラクトマネジメント運用。

賃貸借・売買契約に加え海外契約が増加中

コーポレート本部 経営サポート部 総務法務労務課 係長 矢澤浩之 様

御社の事業内容について教えてください。

矢澤様 当社はジャムやワインを中心とした食品の製造・販売を手がけ、「久世福商店」「サンクゼール」などの専門店を全国展開しています。海外進出にも積極的で、アメリカ・オレゴン州の子会社でブランド展開を進めるほか、2025年9月には韓国に現地法人を設立しました。同年10月には国内でM&Aを実施し、新規事業の取り組みも加速させています。

法務部門の体制や皆さまのキャリア、業務内容について教えてください。

矢澤様 当社の法務業務は、総務法務労務課の法務チーム4名で担当しています。私は難易度の高い契約審査や法務相談、海外子会社とのやり取りを担当し、チームを統括する立場です。法務キャリアはロースクール卒業後の2019年に始まり、2022年6月に中途入社でサンクゼールに加わりました。

伊東様 私の主な業務は契約審査です。契約書レビューや社内規定の改定でLegalOnを日常的に活用しています。そのほかの業務としては法務相談にも対応するほか、保険の手続きに加え新株予約権や持株会運営などの社員向け制度の管理運用など、総務関連業務も担当しています。法務と総務の業務比率は6対4くらいです。法務経験は4年ほどです。

山口様 私は主に知的財産関連業務やサンクゼール財団の事務局などを中心に担当しています。契約審査業務は担当していないため、LegalOnを利用する機会は多くありませんが、社員から依頼があった際に契約書を検索するというかたちで利用しています。

名古様 電子契約の締結処理と締結済み契約書の管理を担当しています。LegalOnに締結済み契約書をアップロードするだけでなく、原本の管理もしています。その他、取引先の反社チェックも担当しています。入社前は法律事務所でパラリーガルとして約3年間勤務していました。

御社で取り扱う契約書は、どのような類型が多いのでしょうか。 

矢澤様 契約書の審査案件は、月約30件です。新規出店や新規取引先との取り組みが始まると件数が増える傾向にあります。多い類型は、店舗の賃貸借契約や仕入先・卸先との売買契約など。米国に製造・販売拠点を持ち、事業拡大を進めていることから、近年は海外企業との契約も増えています。

複数ツール運用を見直しLegalOnに切り替え

コーポレート本部 経営サポート部 総務法務労務課 主任 山口恵子 様

LegalOn導入の背景を教えてください。

矢澤様 以前は「LegalForce」と「LegalForceキャビネ」を併用していましたが、複数ツールでの管理が煩雑でした。そこで、2025年4月にLegalOnへ切り替え、レビュー、LegalOnテンプレート、ユニバーサルアシスト、コントラクトマネジメントの各モジュールを導入しました。契約審査・契約書管理業務を同一プラットフォームで行えるようにし、効率化することが狙いです。他社サービスも検討しましたが、使い慣れた操作性や安心感を重視し、最終的にLegalOnを選択しました。

LegalOnは各契約業務に特化したモジュールで構成されており、自社に必要なモジュールのみを選択し、自社最適化したAIによる法務体制を構築可能。

LegalForce/LegalForceキャビネと比較して、使い勝手はいかがでしょうか。 

伊東様 画面構成が分かりやすく、直感的に操作できる点が使いやすいと感じています。特にLegalOnテンプレートは便利です。ひな形ごとの解説は大変勉強になりますし、「自社有利・中立・不利」と立場が違うひな形があるのも助かります。立場の異なるひな形と審査対象の契約書を比較し、取引先との関係性を考慮しながら条文を調整するといった使い方をしています。

LegalOnテンプレートには、条文の趣旨や注意点を整理した解説が付属。背景理解から実務での使いどころまで把握でき、契約書作成・レビューの質とスピード向上に寄与します。(※ 画像は解説記事一覧のイメージです。)

主な機能である「自動レビュー」「条文検索」「比較」はどれもバランスよく使っています。審査業務を行いながら、知識習得を同時に行える点はとても助かります。 

最近ではUI/UXが刷新され、さらに使いやすくなった印象です。機能の区分が明確になり、トップ画面に自分宛のメンションが表示されるため、タスク管理がしやすくなりました。 

矢澤様 現在は私と伊東の2名でレビューを行っていますが、伊東から相談が入る際にメンションが付くことで、すぐに気づいて対応できるようになりました。また、比較機能を使えば新旧対照表をExcel形式で作成できる点も便利です。社内規程改定時には取締役会に諮るため新旧対照表の作成が欠かせませんが、その作業負荷が大きく軽減されました。

山口様 つい先日も財団の規程改定で新旧対照表を作成しましたが、変更箇所を一目で把握でき便利でしたね。

名古様 締結済み契約書のアップロードにかかる時間も短くなりました。AIによる契約類型の抽出やOCR精度も向上していると感じます。

主要機能を駆使して契約審査と契約書管理を最適化

コーポレート本部 経営サポート部 総務法務労務課 伊東志保 様

LegalOnについて、特に気に入っている機能はありますか。

矢澤様 LegalOnテンプレートには、2000以上のひな形が格納されており、大抵の案件で参考になるひな形を見つけられるので、複雑な契約でも契約書作りに要する時間や工数が削減できて便利です。例えば、売買契約について「自社有利」「中立」などその案件に最適な立場のテンプレートを選び、それをベースに自社で必要な条文を差し込むといった具合です。当社独自のひな形もありますが、LegalOnテンプレートを活用しながら細かい枝葉の部分を整えています。

伊東様 私が特に便利だと感じているのは比較機能です。条立てや構成が異なる契約書同士でも、内容を踏まえて付け合わせをしてくれますし、ドラッグ&ドロップで簡単に入れ替えられる点も気に入っています。

他にはAI Reviseも気に入っています。対象契約書の体裁や文脈に沿った修正内容を提案してくれるため、修正時間を大幅に削減できています。今後は、自社基準に基づいたAIレビューを活用していけるよう、自社基準の蓄積を進めていきたいと考えています。

名古様 コントラクトマネジメントは、契約書名や相手方社名、担当者名など検索のフィルター項目が多く、目的の契約書を迅速に探せる点が気に入っています。当社は取引先が多いので、検索のヒントが多い点は重宝しています。

LegalOn導入後、契約審査依頼の受付から契約書管理までのフローは変化しましたか。 

矢澤様 LegalOn導入後も、契約審査の基本フローは大きく変わりません。事業部からの審査依頼はメーリングリストやチャットで法務のグループ宛てに届き、それを伊東がLegalOnで一次レビューします。難易度が高い案件はエスカレーションを受け、私が二次レビューを行います。

レビュー後、契約書は依頼者に戻され、事業部が取引先と交渉して内容を詰めます。締結は原則電子契約で行い、必要に応じて紙契約や相手先指定の契約サービスを利用します。締結後の契約書は名古がコントラクトマネジメントに登録し、管理するという流れです。

英文契約書の確認作業が半分に

コーポレート本部 経営サポート部 総務法務労務課 名古貴文 様

ユニバーサルアシストはどのように活用されていますか。 

矢澤様 ユニバーサルアシストは、米国法人で扱う英文契約の増加を背景に導入しました。以前は別の翻訳ツールを利用していましたが、LegalOn上でレビューや契約書管理業務とシームレスで翻訳が行えるようになり、業務効率が大幅に向上しました。 

契約書の原文と翻訳文を同一画面で並べて確認できるほか、対訳表も自動生成されるため、現地駐在員への修正依頼もスムーズです。英文契約書の確認時間は、体感で半分以上短縮されました。

権限付与で事業部と進める契約管理

コントラクトマネジメントの運用方法について教えてください。

矢澤様 契約書管理においては事業部にも閲覧権限を付与し、担当者が過去契約を自分で検索・確認できる体制を整えました。法務への問い合わせが多かった損害賠償条項、商品回収に関わる事項などを、事業部側で把握できるようになったことで、対応の負担が軽減されました。

山口様 企業として、取引先と正しく契約が結ばれているかを把握することは非常に重要です。特に複数部門が関わる取引では、法務に頼りすぎず、各部門が責任を持って契約を管理できるよう権限付与で意識を醸成しています。

LegalOnのUIは直感的で使いやすいため、使用時に「困った」という声はほとんどありません。そのおかげで、まずは担当者が自身で契約内容を確認し、必要に応じて法務に相談するというフローが定着しました。

コントラクトマネジメントの使用感はいかがですか。

名古様 過去の契約書の内容を確認する際、全文を読む前に概要を把握できる点が便利です。契約種別や当社の立場が項目表示されるため、検索・閲覧・整理の作業が効率的に行えます。

検索性の高さを実感した具体的な事例はありますか。 

名古様 事業部からは時折、本人に閲覧権限がない契約書に関する問い合わせがくることがあります。通常は相手方の社名で検索して対応するのですが、一度どうしても社名でヒットしないケースがありました。実は社名が手書きで文字として認識されていなかったのです。しかし結局、契約時期や類型、関連キーワードなどを組み合わせて検索することで、無事見つけることができました。管理項目が豊富でさまざまな情報で検索できるので、探している契約書が見つからなかったことはないですね。 

機能の進化を感じることはありますか。

名古様 LegalForceキャビネ時代は社印で隠れた社名が文字として認識されず、検索してもヒットしないことがありました。しかし現在は、同様の契約書でも検索できるようになっており、OCR精度の向上や機能の進化を感じました。

AIの活用で「考えること」や「社内外の交渉」に注力

リーガルテックの活用を含め、法務組織の今後のビジョンや目標を教えてください。

矢澤様 法務組織の喫緊の課題は生産性の向上です。限られた人員で成果を最大化するため、AIやDXのツールで対応できる業務は任せ、法務は本来注力すべき「考えること」や「社内外の交渉」に時間を割いて取り組みたいと考えています。

今後もリーガルテックを活用しながら、国内外で広がる事業を支える法務体制を強化していきます。最終的には、当社のコーポレートスローガンである「愛と喜びのある食卓をいつまでも」を実現できるよう、法務の立場から支え続けていきたいです。

(取材日:2025年12月)※掲載内容は取材当時のものです。



資料請求バナー