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「法務DXの“理想”と“現実”を語り尽くす ― 先進2社の取り組みから学ぶ、失敗しない改革のステップ」開催レポート

「法務DXの“理想”と“現実”を語り尽くす ― 先進2社の取り組みから学ぶ、失敗しない改革のステップ」開催レポート

2026年7月8日(水)に当社オフィスにてユーザー限定イベントを開催しました。
今回は、リーガルテックを活用して先進的な法務改革を推進する2社をお招きし、効率化のリアルなステップや組織知化の取組みを語る事例紹介・パネルディスカッション、および参加者同士の交流会を実施いたしました。

事例紹介・パネルディスカッション

事例紹介・パネルディスカッションでは、伊藤忠プラスチックス株式会社の古田様、NECビジネスインテリジェンス株式会社の工藤様、西田様、(企業名五十音順)の3名をお迎えし、リーガルテックを活用しての法務DX・業務効率化についてお話を伺いました。

伊藤忠プラスチックス株式会社 古田 智也 様

伊藤忠プラスチックス株式会社:暗黙知を言語化し、組織全体のクオリティを底上げする

同社の審査法務部は、多様なバックグラウンドを持つメンバーで、それゆえに発生していた「契約審査の属人化」や「判断基準のバラツキ」という課題に向き合われました。

  • 「プレイブック機能」の徹底活用:
    同社では、LegalOnのプレイブック機能を活用し、各メンバーの頭の中にあった契約審査基準を徹底的に言語化・組織知化。これにより、担当者ごとの判断差異を低減させ、レビュー品質の平準化を実現しました。

  • 本質的な価値への集中:
    古田様は「最大の成果は、AIを導入したこと自体ではなく、契約審査基準を言語化し、部内で共有できる仕組みを構築できたこと」と振り返りました。「AIは意思決定を代行するものではなく、最終判断は人が責任を負う」とした上で、標準化によって生まれた時間をより高度なリスク分析に充てる、法務組織のあり方や工夫についてお話いただきました。

NECビジネスインテリジェンス株式会社 工藤 毅 様

NECビジネスインテリジェンス株式会社:「AI×仕組み化」で工数削減を実現

同社では、契約書リーガルチェック業務や多岐にわたる法務実務で人的リソースの限界に直面していました。契約書審査AI(LegalOn)の活用、それによる定量的な効率化の計測に取り組まれました。

  • 定量効果測定モデルの策定:
    同社では、自社の生成AIを活用し、人間がリーガルチェックを行った場合の「標準チェック時間」を算出・定型化する評価手法を確立。実際に人間が対応した時間とLegalOnを活用した時間の比較検証を可能にしました。

  • 圧倒的な効率化と次のステップ:
    結果として、当初目標を大幅に上回る工数削減という驚異的な定量成果を達成。さらに、削減した工数を活かして、経営層や統括部向けの「契約リスク分析レポート(ダッシュボード化)」といった攻めのデータ整備へシフトしている、一歩進んだ法務DXのロードマップを共有いただきました。

ディスカッションパートでは、モデレーターを交え、両社が直面した「現場への浸透」や「AIとの付き合い方」のリアルが掘り下げられました。

交流会

イベント後半では、参加者同士で交流会を行いました。
法務担当者だからこそ共感できるポイントや悩み、「自社ならどうプレイブックを作るか」「上層部への効果報告をどうすべきか」といった具体的なテーマで、各テーブルとも開始直後から非常に盛り上がりのある情報交換が行われました。

最後には席の縛りをなくした全体フリー交流会へと移行。大盛況のイベントとなりました。 

記念撮影

最後は皆さまで右手でLマークを作る恒例の「LegalOn」ポーズで記念写真を撮り、イベントを締めくくりました。
今後もユーザーの皆様が横の繋がりを広げ、日々の実務や組織改革のヒントとなるような有意義なイベントを継続して企画・開催してまいります。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。